イビキ無呼吸・CPAP外来

睡眠時無呼吸症候群SAS患者の健常者と比べた合併リスク

イビキ無呼吸の治療

● 軽症のイビキの方には、口呼吸から鼻呼吸への指導、枕や体位の指導を行っています。

 

● 低呼吸を伴うイビキの方には、OA治療(マウスピース治療)をすすめています。

 

 OAマウスピース治療

マウスピース(スリープスプリント)は20044月から専門医療機関で「睡眠時無呼吸症候群SAS」と診断された場合、検査結果を添えた紹介状を持って行き、歯科医院でマウスピースを作ってもらいます。在宅簡易睡眠ポリグラフ検査のでわかったあなたの睡眠中の低呼吸回数と無呼吸回数AHIによって、マウスピースのタイプ、Ⅰ型か、Ⅱ型か、Ⅲ型か、が決まります。

 シーパップCPAP治療:鼻マスク治療

CPAP圧設定のついて

 

ØCPAP装置には、常に一定の圧力を送り続ける固定圧CPAPと患者さんの呼吸状態に合わせて自動的に圧力を調節する自動CPAP(APAP)の2種類があります。当院で使用している自動CPAPは、必要な時だけ圧力を上げるため、固定圧型に比べて平均圧が低くなる傾向がありより快適に使用できます。

 

Ø初期圧設定は、通常、最小4㎝H2O、最大20㎝H2Oの範囲で調整されます。

 

Ø圧設定が低すぎるとイビキや無呼吸が改善されないため、日中の眠気や倦怠感が解消しません。

 

Ø圧設定が高すぎると不快感や空気漏れ(リーク)、口の乾燥、鼓膜の圧迫感、空気を嚥下するため、お腹の張り、げっぷを生じます。

 

Ø息苦しさを感じる場合は、圧設定が合ってないことが多く、圧の再設定が必要です。最低圧は4㎝H2O前後が多い。最低圧は、睡眠中の気道閉塞を予防するためです。低すぎると気道が閉塞しやすくなり高すぎると圧迫感、不快感を生じます。一方、最高圧は気道を十分に開存させるために必要な圧です。4㎝~8㎝圧設定が一般的です。肥満、巨舌のため、口腔内気道の狭い人、口蓋垂の大きな人、残遺扁桃腺のある人は気道抵抗が高いため最高圧を8㎝以上、10㎝、12㎝と高くする場合があります。

 

Øマスクの装着状態の確認、正しい装着方法の指導、必要に応じてマスクの交換を行います。

 

Ø使用状況の中で一番大切なのは、4時間以上、AHI:5未満に保つことです。

 

 大田トホーニヤ診療所

CPAP外来

シーパップCPAPと旅行

  

  • 12日程度の旅行ならばCPAPを携行する必要はないように考えます。
  • 3泊以上の場合、CPAPの携行をお勧めします。

無理のないシーパップCPAP

 

  • 13時間を目標にしましょう。
  • 風邪などで喉が痛いときは休みましょう。
  • 鼻づまりの時も休みましょう。よくなったら再開しましょう
  • 睡眠中に無意識にマスクを外していても気にする必要はありません。
  • マスクを外してそのままお休み下さい。
  • マウスピースとCPAPを併用する方法もあります。
  • 設定圧には個人差があります、検査技師に圧の調整を頼みましょう。
  • 正式な圧調整には、一晩泊まって検査をお奨めします。

CPAPはいつまでもつづけるものではありません。

当クリニックでは離脱を前提とした診療を心掛けています。

 

CPAPの効果が認められる離脱の目安を以下に示します。

睡眠中の動脈血酸素飽和度

正常な人

低呼吸の人

無呼吸の人

無呼吸、重度の無呼吸の方は睡眠中の低酸素状態が続くと心臓血管に負担となります。

この負担を取り除く為の治療がシーパップです。